南烏山の二世帯住宅
  所在地:東京都世田谷区
  用  途:個人住宅(二世帯住宅、両親・夫婦・子供2人)
  規模・構造:地上3階・鉄筋コンクリート造
  敷地面積:131.08平米・39.65坪
  建築面積:77.63平米・23.48坪
  延床面積:186.15平米・56.31坪
  設計期間:2011年5月-2012年4月
  竣  工:2013年3月
  施工会社:(株)大倉
  
photo:URBAN ARTS / Shinsuke Kera
  * Architizer ’7 Japanese Homes With Raw Concrete Interiors’掲載
  * homify「打放しコンクリートによる根源的な空間−細長い敷地に建つ二世帯住宅」掲載
  * designboom, ArchDaily, Deseen, arquinauta, Archello, AECcafe


  間口6M×奥行き22Mの東西に細長い敷地に建つ、
  完全独立型の二世帯・重層長屋。

  敷地南側は、現在は隣地の駐車場越しの日照を享受できるものの、
  将来は、マンションなどが建って日照条件が激変する可能性を否定出来ないが、
  一方、東側の前面道路の向かいは「建物を建てるのが困難な微妙な寸法の路地状空地」、
  敷地奥の西側には「緑道」と、
  東西の両間口方向が好条件である敷地条件。

  この「読み解き」を踏まえ、
  家族のスペースを緑道側に開き、吹抜けの空間内にガラス張りのテラスを吊り下げ、
  プライバシー確保と採光・通風を両立した。

  生活者の意識が自然と緑道に向かうような空間構成、
  住宅の焦点としての緑道の緑。
  コンクリート打放しの硬質な物質感、根源的な空間感覚。
  光と影の形態、明暗の表情、音の響き、それらの移ろいによる時間感覚。

  「古典」に通ずる雰囲気が感じられる建築を目指した。
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