パズルハウス・ビューハウス
  所在地:長野県茅野市
  用  途:個人住宅(夫婦・子供2人)
  規模・構造:地上2階・木造
  敷地面積:192.4平米・58.2坪
  建築面積:53平米・16.03坪
  延床面積:104平米・31.46坪
  設計期間:2008年5月-9月
  竣  工:2009年3月
photo:URBAN ARTS / Shinsuke Kera
  * homify「抜ける風が気持ちいい!繋がりのある住空間」掲載


 長野県茅野市に建つ、木造2階建て高気密高断熱住宅。
 冬季、積雪はそれほど多くないものの氷点下10℃を記録することもある気象条件。

 冬季の熱損失を抑えるべく、最小限の外皮面積で最大限の容積を確保する、ほぼ立方体の建物ボリュームを設定。
 その中に、4人家族の念願である個室とLDKを組み込むにあたって、
 2階床にレベル差を設けたスキップフロアの空間構成とした。

 1階は家族のスペース。天井の高いリビングとパントリーを備えた広めのダイニングキッチン、
 その背後に集約された水廻り(サニタリー・浴室・トイレ)。

 2階は中央の廊下を挟んで、屋根裏部屋のような個室が並ぶ。
 一見閉じた平面構成であるが、廊下の両端に明るいインナーバルコニーとホールを配し、
 廊下の空間がスキップフロアの隙間に生じた開口によりそのまま1階のリビングと視覚的に結びつけられることにより
 不思議な奥行き感が感じられるユニークな空間となった。

 外観からは予想できない空間の広がり・奥行き感を獲得した、
 家の中のどこにいても、家族がお互いの気配を感じることが出来る家。

 深夜電力利用のスラブヒーター、現場発泡ウレタン断熱、熱交換型換気システム、断熱サッシという仕様に加え、
 「家族それぞれの個室には窓と天窓一つずつ」という家族ルールを設定して、
 冬の暖かさを旨とする住宅を実現した。
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